レッドビーシュリンプのエビ水槽(30cm)を立ち上げ。

2023年1月末、立ち上げ中だった60cm水槽が落ち着いてきたので、あらたにレッドビーシュリンプの水槽(30cmキューブ)を立ち上げました。これでレイアウト水槽が二台。いよいよアクアリウム沼にハマってきたなとw

レッドビーシュリンプは水草レイアウトを始める前から一度やってみたかった憧れの水槽です。

実は、以前やってた30cmキューブ水槽にレッドビーを何匹か投入したことがあり。水草の陰に隠れて生き延びてくれないかなという淡い期待で挑戦してみたものの、ことごとく何者かに食われてしまって全滅。多分、犯人はヤマトヌマエビだろうけど…。

で、今回。満を持してのレッドビーシュリンプ専用の育成水槽として立ち上げなので、その課程をまとめてみたいなと。もちろん、近所の行きつけのお店のお兄さんの指導ものとに立ち上げていきます。

1/28:エビ水槽立ち上げ
水槽は、ADAの「キューブガーデン(W300×D300×H300)」です。今回も透明度にこだわってADAを選択。前に使ってたKOTOBUKIの30cmキューブを流用しても良かったけど、10年選手で内側のシリコンも何カ所が剥がれてたので、この機会に買い換え。それはそれとして、水槽だけはADAにしといたほうが間違いないかな。満足感的にもw

ADA キューブガーデン

まず、機材とソイル、石をセットしていく。

ソイルはエビ水槽に最適とのことで、アンモニアや亜硝酸を吸着してくれる「吸着ソイル」を使用します。ただし、下にアマゾニアを敷いて、その上に吸着ソイルを敷くという二段重ねで。水草も植えるので栄養が欲しいところだけど、最優先はエビなので、ここは栄養素控えめのソイルで。

アクアソイル アマゾニア ver.2

レイアウトは、今回は石組みでいくと決めてました。それも「気孔石」一択で。理由としては、凸凹の穴にエビが出入りしたり、稚エビが逃げ込んだりできると、過ごしやすいのではというイメージから。

石

気孔石の形は上下が平らで四角のものを選択。これも、グランドキャニオンぽいイメージで。もしくはエアーズロックなイメージ。

ちなみに、気孔石は購入時、穴の中に土が詰まってるので、よく洗ってから使うのがポイント。歯ブラシで掃除したけど、かなり土がこびりついていて、途中から爪楊枝でひたすらホジホジ。おかげで、綺麗になったし穴が増えるわふかくなるわで雰囲気もマシマシになりました。

で、水を注水してこのまま2週間水替えなしでフィルターを稼働させます。

気孔石

これは、アンモニアを増やしてそれを食べるバクテリアを増やすためとのこと。どうやら、「有機物→アンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩」の順にバクテリアの働きにより分解が進んでいくらしい。この課程をへてエビが住みやすい水質になるんだとか。勉強になるなあ。

フィルターは以前使っていたエーハイムの「2211」をそのまま使用。これにエーハイムのスポンジフィルターを付けたいところだけど、目が粗いので稚エビが詰まると言われて、テトラのスポンジフィルターを装着。これで稚エビ対策も万全だなと。

フィルターは、ニッソーの底面フィルターもおすすめだったけど、パイプのサイズが違うので要加工だったことと、メンテが少し手間とのことだったので断念。運用不可はできるだけ下げたいところです。

下から仰ぎ見た構図。まさにエアーズロック!イイ!

気孔石

あと、レッドビーシュリンプにはエアレーション必須とのことなので、以前購入して使わないままになっていた「ジェックス サイレントフォース」を流用。そしてこれも使わないままだった、いぶきの「エアストーン 18」を装着。やっと出番がきた!

ちなみに、ライトは以前使ってたおにぎりライトをそのまま流用です。この後、60cm水槽で使っているチヒロのRGBライトの30cmを購入することになりますが、それはまた別のお話。

2/11:ヤマト2匹、グッピー2匹投入
2週間ほど水替えなしでフィルターを稼働させた後、水質チェックとしてヤマトヌマエビとフルブラックのグッピーを隣の60センチ水槽からお引っ越し。この状態でしばらく水質の様子を見ることに。

気孔石

2/25 ヤマトとグッピー投入から2週間
その後、ヤマトもグッピーもみんな元気なので、どうやら水質は安定しているぽい。それではと、ここで水草を投入です。

エビ水槽なので茂らんばかりの水草レイアウトはなし。今回は前景草のショートヘアーグラスのみにしました。これを石の周りに敷き詰めて草原風にしてみたいなと。たなびくヘアーグラスの草原に鎮座するエアーズロック的な!

ショート・ヘアーグラス

そんなイメージを具現化するべく、ショートヘアーグラスを小分けにしていきます。

ショート・ヘアーグラス

ヘアーグラスを20個ほどにより分け。これをせっせと植えていきます。この植え込み作業が結構ストレスなんだよなあ。差し込んで引き上げると埋まらずに付いてくるあの事象。なんて名前を付ければいいのか。ほんとストレスw

ショート・ヘアーグラス

植え込み完了。まるで田植えのようだw

3/21 ショートヘアグラスが少し成長した?
田植えから1ヶ月弱。少し成長したようなしてないような。うーん、あんまり変わってないかな。まあ、少なくともマイナスにはなってないので、環境としては問題なさそう。

ショート・ヘアーグラス

3/29 いよいよレッドビーシュリンプ投入
水質も安定し、水草も落ち着いたという判断となり、いよいよ主役のレッドビーシュリンプを投入です。まずは慎重に3匹ほど。この子たちが問題なければ少しづつ追加していきます。環境変化に弱いエビだけに焦りは禁物。

レッドビーシュリンプ

4/23 レッドビーを追加投入
水質も問題ないし投入したレッドビーも元気そう。もう環境は万全。ということで、レッドビーを追加投入して合計10匹状態へ。ここからしっかりと育成して産卵までいきたいところだけど、どうなるかな。

ソイルの黒、気孔石の黄、水草の緑、レッドビーの赤と白。実に美しいなー。これが見たかった。

レッドビーシュリンプ

ちなみに、南米モスを気孔石の隙間に植え込んでみました。三角の成長する葉っぱがしだれてくるとかなりいい雰囲気になりそう。期待しているぞ。

南米ウィローモス

以上、レッドビーシュリンプのエビ水槽の立ち上げ課程でした。

とまあ、ここまでだと順調そうに見えるけど、実はここからが大変で…。苔問題、エビがぽつぽつ落ちる問題、あれやおこれや問題など、まさに山あり谷ありな状況に陥ってしまうわけで…。そこはまた、次にまとめたいなと。

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この記事を書いた人

東京在住五人家族のお父さん。気づけばアラフィフの自宅生物部部員。この年になっていろんな生き物を飼いたい欲望が膨張中。ゆるりと飼育の記録を残していきたいなと。

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