去年の12月から年明けの1月にかけて、水草レイアウト水槽(60cm)を立ち上げました。
いわゆる、水草も熱帯業も両方楽しめるネイチャーアクアリウム水槽で、水草や流木でレイアウトされた美しい水景と優雅に泳ぐ魚たちに癒やされまくりの日々です。気づけばずっと眺めている…w
![水草レイアウト水槽(60cm)を立ち上げ](https://uchinoikimono.com/wp-content/uploads/2023/08/layout-60cm-2305-1280x940.jpg)
きかっけは、近所の小型熱帯魚&水草レイアウトショップで水草水槽を見かけて、熱帯魚だけじゃなく水草まで楽しめるなんて綺麗なんだと。植物好きとしてもこれは惹かれる!やってみたい!となり、以前に金魚を飼ってたときに使っていたお古の30cmキューブ水槽から始めました。
で、30cmキューブ水槽で1年半くらい水草レイアウトを楽しんだあと、満を持して念願だった60cm水槽に挑戦したのが去年の年末。そこから半年弱、ようやく思い描いていた状態に少し近づいたかなというところ。
以前の30cmキューブでは、龍王石を使ったレイアウトだったので、今回は趣向を変えて以前からやってみたかった流木を使ったレイアウトに挑戦。注水前に流木であーでもないこーでもないと組み方をいじくりまわした期間がほぼ1ヶ月。長かったなw
流木は、3つ。
- 大サイズ×1
- 中サイズ×1
- 小サイズ×1
最終的に、3つの流木の組み合わせで確定。前面にメインとなる凹型の流木を左上に2本の枝が目立つよう配置。その右奥に斜め右上に首を伸ばすようなイメージで流木を配置して奥行き。さらに左前に2本の枝を下に伸ばして下支えで流木を配置。
![水草レイアウト水槽(60cm)を立ち上げ](https://uchinoikimono.com/wp-content/uploads/2023/08/layout-60cm-2212-1280x946.jpg)
メインの流木は左上から中央にかけて凹んで右側に流れるアーチ状の形で個性的なのでこいつが主役。左側は4本の枝を羽のように伸ばす感じで、右奥の流木は首を伸ばした鶴が口を開けたようなイメージでその手前の流木が亀の頭のイメージ。縁起がいいなあw
で、その結果として5ヶ月後にはこんな状態に。これで、思い描いた完成形としては、左上から右上にかけてアーチ状に流木。凹んだ中央に緑赤黄緑の水草を山を描くイメージ。凸型構図なので左右は抜ける感じで。
![水草レイアウト水槽(60cm)を立ち上げ](https://uchinoikimono.com/wp-content/uploads/2023/08/layout-60cm-2305-7-1280x969.jpg)
水草は、6種類。
- 前景草:グロッソスティグマ
- 中景草:ボルビティス
- 中景草:クリプトウェンティーグリーンを
- 中景草ルドヴィジアスーパーレッド
- 後景草ロタラ sp.Hra
- 後景草:グリーンロタラ
水草の狙いとして、前景草は流木がワイルド風味なのでしっかりした葉の「グロッソスティグマ」に。中央に「ボルビティス」の濃い緑で主役を張ってもらう。その奥、中景草かつ差し色で赤を入れるべく「ルドヴィジアスーパーレッド」を。さらにその奥、後景として同じ赤系で「ロタラ sp.Hra」でグラデを。中景から後景の左右に黄緑の「グリーンロタラ」で明るさを。前景から中景の左右に「クリプトウェンティーグリーン」あしらってバランスを。
まだ、後景の有茎草が茂りきってないのが惜しいなー。ここから中央前のルドヴィジアスーパーレッドは維持しつつ、中央後ろのロタラ sp.Hraをが茂らせて、左右のグリーンロタラ伸ばして茂らせれば、あとは中央が山になるように丸くカットして完成というイメージ。
左側からの構図。クリプトウェンティーグリーンが伸びて、流木の枝の下2本を隠してしまってる。こう見ると、水上にあるアマゾンフロッグピットがちょっと増えすぎてるなあ。
![水草レイアウト水槽(60cm)を立ち上げ](https://uchinoikimono.com/wp-content/uploads/2023/08/layout-60cm-2305-2-1280x960.jpg)
![水草レイアウト水槽(60cm)を立ち上げ](https://uchinoikimono.com/wp-content/uploads/2023/08/layout-60cm-2305-6-1280x960.jpg)
右側からの構図。主に鑑賞するのはこっち方向から。同じくクリプトウェンティーグリーンが主張している。ボルビティスがもっと茂ってくれると嬉しいけど、すぐ苔が生えてくるからカットしてるとなかなか難しい。
![水草レイアウト水槽(60cm)を立ち上げ](https://uchinoikimono.com/wp-content/uploads/2023/08/layout-60cm-2305-3-1280x960.jpg)
![水草レイアウト水槽(60cm)を立ち上げ](https://uchinoikimono.com/wp-content/uploads/2023/08/layout-60cm-2305-5-1280x960.jpg)
中央からの構図。ルドヴィジアスーパーレッドがめちゃ映える。これでボルビティスが元気になってくれれば、濃い緑とのコントラストでかなりいい感じになるんだけどなー。
![水草レイアウト水槽(60cm)を立ち上げ](https://uchinoikimono.com/wp-content/uploads/2023/08/layout-60cm-2305-4-1280x960.jpg)
熱帯魚とエビの内訳はこんな感じ。魚だけで53匹か。あらためて数えるとけっこういるなあ。でもこれ以上増やす予定はなし。これくらいが少し余裕ある状態でいいのかなと。
- ネオンドワーフグラミー ×1
- ゴールデンハニドワーフグラミー ×3
- ネオンドワーフレインボー ×3
- エンペラーテトラ ×3
- ブラックファントムテトラ ×5
- ドイツイエロータキシード ×5
- フルブラックグッピー ×1
- ディープレッドホタルテトラ ×5
- ゴールデンテトラ ×7
- グリーンネオンテトラ ×15
- ミクロラスボラ・ハナビ ×5
- ヤマトヌマエビ ×10
ただ、ドイツイエローのグッピーが産卵しまくりで、稚魚の数がどんどん増えているのが問題。稚魚が産まれると嬉しいし、大きくなれよで楽しめるんだけど、増えすぎてしまうとそれはそれで辛い。悩ましいなー。
立ち上げに当たって準備した機材、器具はこんな感じ。
水槽は、ADAの「キューブガーデン(W600×D300×H360)」です。水槽は透明度にこだわってADAにしました。ADAだけにちょっとお高いけど、実際、水を入れてからの透明度は違いを感じるので、もしレイアウト水槽やるなら水槽だけでもADAがおすすめかな。
![](https://www.adana.co.jp/jp/common/img/og.jpg)
ライトは、Chihirosの「LED LIGHTING SYSTEM (WRGBⅡSLIM)」。お店のお兄さんから「ライトはRGBがおすすめ。ちょっと高いけど水草がめちゃくちゃ綺麗に見えます」とプッシュされて購入。ADAのライトはお値段が倍するので断念w
Chihirosのライトは、専用アプリでRGB(赤・緑・青)の発光強度を調整できるのと、タイマー機能で点灯および消灯時間の設定と、徐々に明るく徐々に暗くもできるのがいい。あとは色がブラックなのも締まって見えるのでお気に入り。
フィルターは定番エーハイムの「クラシック2213」。60cmならこれで十分。ちなみに、30cmキューブは「2211」を使用中。2213は、エーハイムメックのろ材は使わず、その代わりに流木のアク対策でブラックホールを入れて使ってる。
あと、ヒーターは、KOTOBUKIの「セーフティヒーターSP 160W」。CO2はパイプはADAで、ガスボンベやらチューブはCharmのやつ。温度計は水作の「マグテンプ」 で。
以上、60cmレイアウト水槽の概要でした。最新の状況はというとい、この状態だったのはほんとひとときのことで、夏になりまたまた苔むしてきていて、苔との戦いの真っ最中といいった感じ。まあこの戦いを苦と思わずにやれるかどうかがネイチャーアクアリウムを趣味にできるかどうかの分水嶺なんだろうなー。
というわけで、なんだかんだ水草レイアウト水槽、いわゆるネイチャーアクアリウムは新しい趣味になりそう。なんなら、多肉・塊根植物と双璧で年食っても楽しめそうだし。ありがたい。
ちなみに、隣にある水槽は立ち上げ中のエビ水槽。レッドビーシュリンプに挑戦中だけどこれがなかなか難しい…。エビ水槽に関してはまた別で概要をまとめたいな。