菌糸瓶で育成中だったオオクワガタが無事、成虫に。

育成中だったオオクワガタが成虫になり出てきました。オスです!

がしかし、サイズ感はそれなり。60ミリくらいかな。ワイルド個体の平均が50ミリ(40ミリから70ミリとも)らしいので、小ぶりな個体になるんだろうな。まあでも元気そうなので問題なしです。ほんと無事に羽化できて一安心だよ。

高円寺の「むし社」で買った幼虫のパックについてはこちらを参照で。

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寝てるところを起こしてパシャリw

でも、成虫なって出てきた件はいろいろあって。

最初に菌糸ビンのなかから出てきたのを確認したのは妻でした。「クワガタの入れ物でなんか動いてた」と言ってきたので、さっそく確認するとどうやら蛹から羽化した成虫がいる様子。

その時点では菌糸に潜ってしまって、オスなのかメスなのかも確認できず。でも元気そうなので、そのうち捕獲してプラケースに入れるよと妻に伝えてしばらく様子を見ていました。

そうすると、ある夜に妻だったか娘だった忘れたけど、「風呂場にゴキブリが!」とアラートが入り、現場に駆けつけたところ、なんだかゴキブリとは違う気配が。黒い塊をよく観察すると、菌糸ビンから脱走したオオクワガタでしたw

どうやら菌糸ビンの蓋が甘かったみたいで自力でこじ開けて脱走したらしい。で、壁と天井の間に挟まっているという状態。これは面白すぎるw

なんとかしてと言われて確認するものの、これはGというよりは…と近づいてみたら…

やっぱりオオクワガタだったw

脱走はもちろんのこと、なんでこんなところにわざわざはまり込んだのかw

隙間にあまりにピッタリとハマってたので、取り出すのに苦労したけど、なんとか捕獲してプラケースへ収監。

で、10月末現在のお姿はこんな感じ。気温も下がってきて以前よりは餌を食べるペースが落ちたかな。そろそろ冬眠の準備ですかね。

前から。小さいなりに迫力のアゴ。見惚れる。

あとは、もう一つの菌糸ビンから誰が出てくるのか楽しみ。と思っていたら、ぜんぜん出てこなくて…。

10月も後半になりまだ出てこないので、これはもう駄目だなと中を掘り返してみたら案の定、蛹の状態で死んでいました…。温度管理がまずかったのかな。残念。ごめんよ。

というわけで、オオクワガタの幼虫が入ったパックの育成結果は、成功率50パーセントという結果に。香川県産のオオクワガタだったけど、サイズ感はこんなもんなのかな。まだまだ勉強だなあ。

とりあえず、この子は来年また元気な姿を見せてもらえるようにお世話しないとです。

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この記事を書いた人

東京在住五人家族のお父さん。気づけばアラフィフの自宅生物部部員。この年になっていろんな生き物を飼いたい欲望が膨張中。ゆるりと飼育の記録を残していきたいなと。

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